(ソウル=湖水ニュース)慶尚北道・金泉で、旭日旗で覆われたベンツ車両が目撃され、論争が巻き起こっている。
自動車専門コミュニティ「ボバドリーム」インスタグラムには17日、
「金泉でベンツGLK車両に旭日旗を貼った女性が目撃された」という投稿が掲載された。
公開された写真の白いSUV車両には、フロントガラスや運転席の窓など運転席側面に10枚以上の旭日旗が貼り付けられていた。
投稿者は「禁止法が一日も早く国会を通過してほしい」と伝えている。
一部では、昨年仁川や大田の高速道路で目撃された車両と同じだと見ており、当時ソ・ギョンドク誠信女子大教授は「今回の件を契機に強力な処罰法を作るべきだ」と強調した。
ソ教授はまた「こうした行為が繰り返されるのは、日本の旭日旗使用に口実を与えるものだ」と指摘した。
処罰根拠の不備と国会での発議状況
現在まで、これを直接規制できる法的根拠はない。
昨年の顕忠日(殉国者追悼日)には釜山のあるアパートに旭日旗が掲げられたが、強制的に撤去できなかった事例もあった。
その後、論争が拡大し、共に民主党の文振石(ムン・ジンソク)議員が関連法案を発議した。
この法案には、旭日旗が含まれる衣服や物品を製作・流通・使用したり、多数が集まる公共の場で掲示する場合、2年以下の懲役または500万ウォン以下の罰金に処するという内容が盛り込まれている。
ただし、この法案はまだ国会を通過しておらず、今回の事例を契機に立法の必要性が再び注目されている。
専門家たちは「帝国主義の象徴とされる旭日旗の問題が続いている以上、実効性のある対応策が必要だ」と評価した。

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