インドネシア高速鉄道、中国主導事業が赤字深刻 債務再編を検討 延伸計画は霧の中に
【ジャカルタ】インドネシアで2023年10月に開業した東南アジア初の高速鉄道「WHOOSH(ウーシュ)」が、運行開始から1年足らずで早くも経営難に陥っている。首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ約142キロの区間は、中国が主導して建設を進めた国家プロジェクトだが、利用客の伸び悩みと巨額の債務が経営を圧迫している。延伸構想も現時点では不透明なままだ。
空席目立つ車内
ジャカルタ東部のハリム駅に到着する赤い高速列車は、定刻運行を維持し、内装や座席配置は日本の新幹線に似た快適さを備える。しかし平日の車内は空席が目立ち、観光客や一部のビジネス客を中心に利用が限られている。
運賃は片道30万ルピア(約2,900円)前後と、通常の鉄道や長距離バスに比べて数倍高い。所得水準が月収3〜5万円台にとどまる庶民層にとって、日常利用は難しい水準だ。インドネシア国内では「速さより価格」を重視する利用者が多く、収益改善を阻む要因となっている。
膨らむ事業費と債務
高速鉄道計画は当初、建設費を約55億ドル(約8,200億円)と見込んでいたが、用地取得の難航や工期延長により最終的に約73億ドル(約1兆円超)に膨張した。巨額の資金調達を背景に、インドネシア政府系ファンド「PTピリンド・ダナ・インフラ」などが出資。さらに中国輸出入銀行からの借入が重くのしかかっている。
こうした中、政府系ファンドは債務返済の負担軽減に向け、返済条件の見直しや借換えといった「債務再編」を検討し始めた。現状では運行収入だけで返済を賄うのは困難とみられ、国の財政負担が増すリスクも指摘される。
延伸構想は暗礁
本来、同鉄道はジャワ島東部のジョグジャカルタやスラバヤまで延伸し、島を横断する大動脈とする計画だった。だが、現行路線の採算悪化で追加投資の目途は立たず、延伸計画は「実現困難」との見方が広がっている。インドネシア政府内でも「まず既存区間を黒字化すべきだ」との意見が強まる。
政治と国際競争の影
この事業は当初、日本の新幹線方式も有力候補だったが、短工期と低コストを前面に掲げた中国案が最終的に採用された。採算性より政治的な「日中の綱引き」が優先された面があり、結果的に経済性への疑問が顕在化した格好だ。
インドネシア政府は「高速鉄道は国家の近代化の象徴」と位置づけ、2024年の大統領選前にも華々しく開業式典を実施した。しかし、開業からわずか1年で「財務負担」という現実に直面している。
利用者数と収支のギャップ
運営会社によると、利用者数は1日平均2〜3万人程度とされるが、当初想定していた1日6万人超の利用には届いていない。運行本数を増やして利便性を高める一方、需要が追いつかない「供給過多」の状況が続く。結果として、1列車あたりの平均乗車率は50%前後にとどまるとの試算もある。
専門家の間では「輸送需要の過大見積もり」「運賃設定の不適切さ」に加え、「建設費の想定外の膨張」が赤字の根源とされる。延伸で需要を広げるには莫大な追加投資が必要で、政治的判断と財務負担の両面から難題が山積している。
残された課題
高速鉄道はインドネシアの都市間移動を大幅に短縮し、ジャカルタ〜バンドン間を従来の3時間から40分に縮めた。利便性の高さは評価される一方で、「誰がその便益を享受できるのか」という問いが残る。庶民の足にならず、国家財政を圧迫する「赤字路線」となるのか、それとも今後の需要拡大で息を吹き返すのか――。インドネシア初の高速鉄道は、開業から間もなく岐路に立たされている。
参考
https://thediplomat.com/2025/08/indonesia-high-speed-rail-project-a-financial-time-bomb-official-says/
https://thediplomat.com/2025/08/indonesian-state-investment-fund-to-pursue-railway-debt-restructuring/
https://indonesiabusinesspost.com/5064/corporate-affairs/jakarta-bandung-high-speed-rail-a-ticking-time-bomb-amid-mounting-debt-kai
https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3263108/chinas-high-speed-railway-indonesia-adding-trips-debt-could-hold-back-gravy-train
https://en.wikipedia.org/wiki/High-speed_rail_in_Indonesia
カンボジア拠点の特殊詐欺 “過去最大規模”日本人の男女29人をまもなく移送…捜査員80人派遣の愛知県警が詐欺容疑で逮捕へ
https://www.youtube.com/watch?v=B9iDb45-lIM
【雑文】ポイペトで摘発された特殊詐欺拠点についてのまとめ… pic.twitter.com/y87jJqURBg
— カンボジア太郎 (@Cambodiataro) June 25, 2025
カンボジア・ポイペトの特殊詐欺拠点摘発まとめ
事件概要:タイ国境のポイペトで、警察官を装う特殊詐欺をしていた日本人男女29人が拘束され、日本への移送準備中。
拠点の構造:
台湾人が立ち上げ、中国人と共同で拡大した「金河園区」の一部。
日本人は「かけ子」として働き、拠点内で監禁状態、1日3食提供、外出不可。
監督は中国人または台湾人で、業務改善会議や売上管理が行われていた。
摘発の経緯:
21歳の日本人被疑者が昨年12月に渡航、1月に帰国した際に愛知県警に通報。
通報の背景にはリクルーターへの不満説もある。
組織運営:
金の分配はハコのオーナー・出資者に8割、残りを実働部隊で分配。
拠点内は独立した街のように商店・風俗店・寺院などを完備。
拠点内には暴行や拷問が行われた記録もあり、道教寺院の隣が「拷問部屋」とされる。
捜査・国際協力:
日本の警察庁や愛知県警が先遣隊を派遣。
在カンボジア日本大使館を通じ、現地警察と協力して摘発。
警察庁組織犯罪対策部長とカンボジア国家警察副長官がサイバー犯罪対策などで協議済み。
今後の課題:
摘発は日本人グループのみで、拠点全体は未解明。
一説にはカンボジアで1500人規模の日本人が特殊詐欺に関与しているとの報告もあり、全貌解明が注目されている。
要するに、日本人29人が監禁されて「かけ子」として働かされていた国際的な特殊詐欺拠点で、中国・台湾マフィアが運営。警察は日カンボジア間で協力して摘発しており、背後組織の全容解明が今後の課題となっています。
フィリピンの首都・マニラの路上で15日、日本人2人を殺害したとして、拘束された男らが「日本人から依頼された」と供述していることがわかりました。
8/20(水) 0:36 テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/65532fcb2b1f6ddb14bb483fa639da2d0d46f109
※関連スレ
フィリピンで日本人2人銃撃され死亡…発砲した男らは荷物奪い逃走 現場は観光客も訪れる繁華街 [8/17] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1755420917/
【フィリピン】マニラで日本人2人射殺、2人逮捕…1人は死亡した日本人のツアーガイド [8/19] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1755561569/
フィリピンの首都マニラで、日本人2人が拳銃で撃たれ殺害されたことが分かりました。![]()
FNN 2025年8月17日 日曜 午後4:26
https://www.fnn.jp/articles/-/917761
カンボジアのある犯罪集団の活動拠点で韓国人男性の遺体が発見され、現地の警察が捜査している。遺体にはあざなどの暴行と拷問の痕跡があったという。
wowkorea 2025/08/17 07:02
https://www.wowkorea.jp/news/read/498580.html
https://www.wowkorea.jp/img/news/99/498580/402287_640W.webp
タイとカンボジア武力衝突 タイ側で地元住民含む9人死亡
ソースは↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250724/k10014873291000.html![]()
戦後モンゴルに刻まれた日本人抑留者の記憶 ウランバートルでの強制労働とその歴史的背景
第二次世界大戦の終結後、約60万人以上の日本人がソ連およびその衛星国に抑留されました。そのうち、約数万人がモンゴル人民共和国(現在のモンゴル国)に移送され、ウランバートル周辺の労働収容所で過酷な強制労働に従事しました。特にウランバートル近郊には約1万人前後の日本人抑留者がいたと推定されており、この事実は日本の戦後史の中で比較的知られていませんが、モンゴルの都市発展と抑留者双方に深い影響を及ぼしました。
当時のウランバートルは小規模な都市であり、戦争の混乱からの復興とともに基盤整備が急務でした。モンゴル政府はソ連の支援のもと、道路や橋梁の建設、学校や倉庫など公共施設の整備を進めていましたが、労働力不足の中で日本人抑留者を重要な労働力として活用しました。彼らは極寒のモンゴルの冬、厳しい環境と食糧不足に耐えながら、ウランバートル市内および周辺の主要幹線道路の舗装や拡張工事、公共建築物の基礎工事に従事しました。
元抑留者の証言では、チンギス・ハーン広場周辺の整備や学校施設の建設なども行っていたことが語られています。彼らの労働は都市のインフラ整備に確かな貢献を果たしましたが、その過酷さは想像を絶するものでした。劣悪な住環境と食糧不足、そして長時間の重労働のために、多くの抑留者が栄養失調や疾病で倒れ、その犠牲者数は数千人に上ると見られています。
しかし、当時のモンゴルおよびソ連の公文書の多くは未公開であり、詳細な記録や具体的な建物名は不明な点が多く残っています。そのため、元抑留者の証言や戦後史研究者による調査が、当時の実態を知る貴重な情報源となっています。
代表的な証言集には、『抑留と戦後 日本人捕虜の記録』(日本捕虜協会編)や『満蒙抑留体験記録集』(戦後史研究会編)、田中一郎著『モンゴルに残された日本人たち』があり、彼らの過酷な労働や生活の実情が詳細に語られています。これらの証言集は、個々の体験を通じて抑留者の日常と苦難を伝える貴重な資料です。
さらに、学術研究の面でも、鈴木隆一氏の『戦後抑留史とモンゴル―日本人捕虜の労働と記憶』がモンゴルでの抑留者の歴史的背景や社会的影響を分析し、強制労働の実態を明らかにしています。『日本人抑留者のソ連・モンゴルにおける強制労働』(歴史学研究第45巻)では、抑留者の動員先や労働内容、犠牲者数について学術的に考察されています。また、モンゴル歴史協会発行の『ウランバートルの抑留者記念碑調査報告』は、現地に残る記念碑や墓地の調査を通じて、抑留者の歴史的足跡を掘り起こしています。
これらの証言や研究は、長らく忘れ去られてきた歴史を掘り起こすだけでなく、犠牲者への追悼や歴史の正しい認識を促すうえでも重要な役割を果たしています。ウランバートルに残る日本人抑留者の記念碑や墓地は、その苦難の歴史を伝える貴重な象徴であり、今後も日本とモンゴルの両国がこの歴史を共有し、後世に語り継ぐことが強く求められています。
参考
https://en.iss.gov.mn/?p=1450
https://www.archives.go.jp/about/activity/international/jp_mn50/ch03.html
https://ktym.org/mongolia-ulaanbaatar-cenotaph/
https://world-diary.jica.go.jp/kitanohisako/cat2589/post_25.php
1: シャチ ★ 2025/07/08(火) 21:20:52.67 ID:UK0yGDUI9.net
タイ空軍は5日、「カミカゼ」と名付けた無人航空機型兵器を自国で開発したと発表しました。タイをめぐってはカンボジアとの対立で緊張が高まっていて、けん制する狙いがあるとみられています。
タイ空軍は5日、「カミカゼ」と名付けた無人航空機型兵器を自国で開発し、試験発射に成功したと発表しました。
7/7(月) 12:41配信 日テレNEWS NNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/95fac09db9cc4d6e97e6988ab0d2a3d619ad0118
1: ばーど ★ 2025/07/05(土) 17:34:18.88 ID:9KqmMhEA.net
フィリピンで活動している韓国人ユーチューバーの男が、14歳のフィリピン人少女を妊娠・出産させた疑いで現地の捜査当局に逮捕された。GMAなど現地メディアが2日に報道した。
【写真】韓国人ユーチューバーが現地警察に摘発される様子
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報道によると、フィリピン児童性的虐待及び搾取防止国家調整センター(NCC-OSAEC-CSAEM)は先月11日、フィリピン北部のカガヤン・デ・オロ市で、韓国人の男を児童虐待・搾取および差別禁止法と人身売買防止違反容疑で逮捕したと発表したとのことだ。
朝鮮日報日本語版 2025/07/05 11:15
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/07/05/2025070580013.html
1: BFU ★ 2025/05/26(月) 11:23:55.19 ID:PjrRPNAU9.net
インドの政策立案機関NITIアーヨグは24日、 インドの名目国内総生産(GDP)が日本を抜き 世界4位になったと明らかにした。PTI通信が 同日報じた。
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https://www.nna.jp/news/2797196